2012年05月16日
SIGP228採用の理由!
何時もブログを御読み頂きありがとうございます。
何か、記事の内容やその他ご質問がございましたら、是非ブログ内でコメント頂ければ幸いです!
御答え出来る範囲で対応させて頂きます!!
では、本題に!
彼らSEAL’sが使用していたSIGP226について少し触れました。
(因に某国JGSDM使用のSIG,,,納入計画時に関わらせて頂きました!!その辺の裏話は、、また次回!)
今回は、何故当時人気があったベレッタやグロックではなく、SIGに成ったのか、
更にはなぜ・・228に成ったのかについて書いて見たいと思います。
(写真は、ノバックサイト&パックのグリップ付きSIGP228))
リボルバーで頑張っていた私達部隊に転機が訪れたのは、プロジェクトPU。
そう、プルトニュウム輸送船警乗業務が海保に決まった事です。
それまでは、どれだけ自動けん銃への切り替え希望を出しても、全く話も聞いてくれない状態でした。
それが、この業務を海保が行うかも知れないと成った時、本庁から直ぐに採用希望の銃を選定するようにとの打診が隊に来たのです。
それからが大変でした。日本国内では全く銃器(実銃)に触れる事が出来無い。資料は全くない。
しかし、その中で何とか情報を集め業務に見合った実績のある銃を選んで資料を提出した所本庁から以下のような連絡があったのでした。
それは「現在防衛庁が時期配備けん銃としてSIGP220をライセンス生産という形で日本国内のミネベアさんに作らせる計画が進行している、よって間に合えば当庁もこの銃を採用する方向で検討しているので、意見等があれば至急あげてくるように・・」と言うものでした、
ライセンス生産!?…何処まで出来るのか?業務までに間に合うのか?…
早速ライセンス生産予定のSIGP220についてミネベアさんに問い合わせをしたり、様々な所への情報収集活動を始めました。
その結果、9mm弾薬(9mmルガー)使用、装填弾薬数9発+1発、(シングルカラム)、マガジンリリースが、従来多くの銃が採用しているフレーム横ではなく、弾倉(銃把した部分)下方にあるいわゆるヨーロッパタイプであることが判ってきました。
(この方式を採用したのは、当時のミネベア技師等によると、弾倉が脱落する事を嫌った防衛庁(現在の防衛省)からのオーダーだという事です。)
何か、記事の内容やその他ご質問がございましたら、是非ブログ内でコメント頂ければ幸いです!
御答え出来る範囲で対応させて頂きます!!
では、本題に!
彼らSEAL’sが使用していたSIGP226について少し触れました。
(因に某国JGSDM使用のSIG,,,納入計画時に関わらせて頂きました!!その辺の裏話は、、また次回!)
今回は、何故当時人気があったベレッタやグロックではなく、SIGに成ったのか、
更にはなぜ・・228に成ったのかについて書いて見たいと思います。
(写真は、ノバックサイト&パックのグリップ付きSIGP228))
リボルバーで頑張っていた私達部隊に転機が訪れたのは、プロジェクトPU。
そう、プルトニュウム輸送船警乗業務が海保に決まった事です。
それまでは、どれだけ自動けん銃への切り替え希望を出しても、全く話も聞いてくれない状態でした。
それが、この業務を海保が行うかも知れないと成った時、本庁から直ぐに採用希望の銃を選定するようにとの打診が隊に来たのです。
それからが大変でした。日本国内では全く銃器(実銃)に触れる事が出来無い。資料は全くない。
しかし、その中で何とか情報を集め業務に見合った実績のある銃を選んで資料を提出した所本庁から以下のような連絡があったのでした。
それは「現在防衛庁が時期配備けん銃としてSIGP220をライセンス生産という形で日本国内のミネベアさんに作らせる計画が進行している、よって間に合えば当庁もこの銃を採用する方向で検討しているので、意見等があれば至急あげてくるように・・」と言うものでした、
ライセンス生産!?…何処まで出来るのか?業務までに間に合うのか?…
早速ライセンス生産予定のSIGP220についてミネベアさんに問い合わせをしたり、様々な所への情報収集活動を始めました。
その結果、9mm弾薬(9mmルガー)使用、装填弾薬数9発+1発、(シングルカラム)、マガジンリリースが、従来多くの銃が採用しているフレーム横ではなく、弾倉(銃把した部分)下方にあるいわゆるヨーロッパタイプであることが判ってきました。
(この方式を採用したのは、当時のミネベア技師等によると、弾倉が脱落する事を嫌った防衛庁(現在の防衛省)からのオーダーだという事です。)
では、本題に戻ります。ミネベアさん等に情報を収集していくと、どうやら本番業務のPU輸送業務までには完成及び配備が間に合いそうにもない事が判明したのです。
そこで、けん銃の選定が改めて開始されると思っていたのですが、そこには大きな落とし穴が待ち構えていたのです。
本庁から来た指示は、「代理店や様々な問題からSIG社製の銃から選ぶ方向で検討する様に。。」と言う物でした。
ベレッタやグロック、S&Wを採用したいと夢見ていた私達は、愕然としましたが、しかし自動けん銃を配備してくれると言うだけで幸せだったかもしれません。
今度は、SIG社製の銃から選定を開始しなければ成らなくなったのですから、また一から情報収集を始めなければなりません。
通常であれば、当時ブランド銃で尚かつ使用実績も高く憧れの組織であるSEAL’sが使用しているSIGP226を選ぶのが妥当な選択というところなのですが、当時把持に関して今ほどの知識もない為、大きなグリップのSIGP226は難しいだろうという考えが出来上がっているので、何か別な銃が無いかと情報を集めていました。そんな時です。
友人から朗報が飛び込んできたのです。米国の某組織が女性職員用に小型のSIGが必要という事から開発が始められ、その銃が完成し採用に至ったと言うではありませんか。
直ぐに現地にいる友人に情報収拾をお願いすると、直ぐに情報が送られてきました。
「今回開発され、採用されたのはSIGP228と言うタイプで、従来の226よりかなり小型で、米国人の女性でも楽に把銃出来で、非常に良い銃ですよ。」と言うものでした。
米国人の女性が楽に把持出来るという言葉が私達の心を躍らせました。 米国人の女性が楽と言う事は、それと殆ど手の大きさが変わらない我々日本人でも簡単に把持出来るに違いないと。
今回は、この辺で、、次回に続きます!
ご質問等ございましたら気兼ねなく!コメントの書き込み等御待ちしております!!
そこで、けん銃の選定が改めて開始されると思っていたのですが、そこには大きな落とし穴が待ち構えていたのです。
本庁から来た指示は、「代理店や様々な問題からSIG社製の銃から選ぶ方向で検討する様に。。」と言う物でした。
ベレッタやグロック、S&Wを採用したいと夢見ていた私達は、愕然としましたが、しかし自動けん銃を配備してくれると言うだけで幸せだったかもしれません。
今度は、SIG社製の銃から選定を開始しなければ成らなくなったのですから、また一から情報収集を始めなければなりません。
通常であれば、当時ブランド銃で尚かつ使用実績も高く憧れの組織であるSEAL’sが使用しているSIGP226を選ぶのが妥当な選択というところなのですが、当時把持に関して今ほどの知識もない為、大きなグリップのSIGP226は難しいだろうという考えが出来上がっているので、何か別な銃が無いかと情報を集めていました。そんな時です。
友人から朗報が飛び込んできたのです。米国の某組織が女性職員用に小型のSIGが必要という事から開発が始められ、その銃が完成し採用に至ったと言うではありませんか。
直ぐに現地にいる友人に情報収拾をお願いすると、直ぐに情報が送られてきました。
「今回開発され、採用されたのはSIGP228と言うタイプで、従来の226よりかなり小型で、米国人の女性でも楽に把銃出来で、非常に良い銃ですよ。」と言うものでした。
米国人の女性が楽に把持出来るという言葉が私達の心を躍らせました。 米国人の女性が楽と言う事は、それと殆ど手の大きさが変わらない我々日本人でも簡単に把持出来るに違いないと。
今回は、この辺で、、次回に続きます!
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マズルフラッシュ!
SIG P224!!(新製品情報!)
実銃!新製品情報!SIG556 Patrol rifle!!
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新製品情報です!Magpul XTM Handstopキット!!
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Posted by 特殊作戦群区
at 12:45
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